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第六回
晋山諸法語 山田晃一
檀越法語(上平十灰)

深心に随喜して法財を与え
無窮の恩澤禅臺に満つ
只 希わくは佛祖茲(ここ)に明鑑して
宗風を挙唱して功徳来らんことを

最も好し門風山色の美
荘厳相い現じて百花開く

(評)
・起句「深心」を「勝縁」とする。壇越の方が晋山という勝れた縁に随喜することになる。
・「与法財」を「不惜財」とすれば意味が良くわかる。
・転句「 茲明鑑」を「垂明鑑」とすれば意味が良くわかる。
・落句の「門風」の「風」は、結句の「宗風」の「風」と同時重出、これを「渓聲」とした。
・落句「百花開」は、六月では時期が合わず「瑞雲開」とした。

添削詩
檀越法語(上平十灰)

勝縁に随喜して財を惜しまず
無窮の恩澤禅臺に満つ
只 希わくは佛祖明鑑を垂れ
宗風を挙唱して功徳来らんことを

最も好し渓聲山色の美
荘厳相い現じて瑞雲開く

(勝縁)晋山という勝れた因縁(恩澤)恩恵


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