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第十五回

「高祖大師大遠忌」
(上平四支)

七百五旬元祖師
児孫慕古する承陽の思い
眼横鼻直は本来の教え
打坐専心するは如在の姿なり

(評)
○起句「七百五旬」と時の経過を詠じているので下三字「元祖師」では意味が通じなくなるので「年月移」とした。
○承句下三字「承陽思」は、「承陽大師の意志、深い考え」の意。その場合「思」は仄字となるので、平字としては使えない。そこで「承陽師」とした。
○転句「本来教」は結句に連結するには弱い。「思量外」とすれば、「打坐専心」につながる。
○結句「如在姿」でもよいが、「應自知」とすれば、よくなる。

(添削詩)

七百五旬年月移り
児孫斉しく慕う承陽の師
眼横鼻直思量の外
打坐専心應(まさ)に自らを知るべし

(七百五旬)七百五十年。旬は十年のこと。(年月移)月日のたつこと(承陽師)承陽大師
(思量外)あたりまえのこと(打坐専心)只管打坐(應自知)眼横鼻直というあたりまえのことを知るには、自らを知るべし


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