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第三十二回

「引導法語」(秋)
(下平七陽)

(評)
〇起句の「樹林秋壮」戒名の縁語なるか?しかしここでは承句との連結がないので、代えてみた。
〇転句「喚不答」なので、「呼不答」とした。
〇結句「放円光」でもよいが、「露堂々」とすれば、涅槃の境地に入らんとする故人の面目が躍如となる。

(添削詩)

(毘嵐)劫末に吹く大嵐。その暴威によりあらゆるものが破壊されるという。
(了了分明)心中に一切の妄想分別を絶して明白のこと。
(露堂堂)本来の面目を躍如する。


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